ヨガのルーツ

  1. ヨーガの起源・・・発祥はインダス文明 紀元前3世紀頃のモヘンジョダロ遺跡からヨガ坐法で座っている印が見つかりました。

  2. 根本経典・・・・『ヨーガスートラ』パタンジャリ編により体系づけられたのは5世紀頃です。

  3. アサナ・・・・10世紀以前は座法が主で10世紀以降ハタヨガがにより様々なポーズが取るようになったようです。

ヨガの目的

  • 古典ヨーガでは、『苦』から逃れるためでした。 そのために心の動きを抑制して受容する、そのために瞑想をする、瞑想の感性を磨き座る事ができるようにヨガアサナ(体位法)をする、簡単にはこんな理解でしょうか。

  • 現在は健康に焦点があてられているようですが、最終的に苦と調和しての至福を目指したいものですね。


いろいろなヨガ

インドヨガ

  • アイアンガーヨガ(IYENGAR YOGA)・・・B.K.S.IYENGAR師(1918~2015)によって考案されたメソッド。正姿勢をとるため補助具を使ったりする。本部はインドのプーナ。日本アイアンガー協会もあります。

  • アシュタンガーヨガ(Ashutanga Yoga)・・・創始者はシュリ・K・パタビジョイス師。本部は南インドのマイソール。決められた順番にアサナを行う。ダイナミックな動きが特徴。

  • シヴァナンダーヨガ・・・本部はインドのリシュケシ。スワミシヴァナンダー師とそので弟子ヴィシュヌデヴァナンダ師によって西欧にひろめられた。

  • ヨガ二ケタン・・・東京都町田の日本ヨガ二ケタン本部。

  • カイヴァリヤーダマヨーガ研究所(伝統的ヨーガ)・・・西インドのロナワラにあり、1924年に    スワミクヴァラヤーナンダ師により設立された。付属のカレッジに6週間と1年の留学コースがあり日本人も留学している。

  • ワナカムヨーガ・・・近年香港・日本・台湾を中心にスダカー師が教えている。シバナンダ系。

日本のヨガ

  • 沖ヨガ・・・沖正弘師(1921~1985)1967年静岡県三島にヨガ道場を開きヨガブームを作った。     1960年以降は欧米にも招かれ活動して、三島道場には世界中から入門者がいた。ヨガ・禅・東洋西洋医療他を修行法に取り入れ、修正体操、強化法が特徴。NPO沖ヨガ協会が活動している。

  • 佐保田ヨガ(1899~1986)福井県生まれ、インド哲学の教授を定年まで勤め、S36年にインド青年から始めてヨガを習う。S48年「ヨーガ禅道友会」会長就任。日本ヨーガ禅道友会として京都中心に活動中。

  • 中村天風(1876~1968)1906年肺結核にかかり、日本、アメリカ、イギリス、フランスと治療のため廻ったが答えが得られず、帰り道のインドでカリアッパ師に出会い2年半の修行で治癒・・・・公益財団法人天風会として講演会等あります。 

  • ホットヨーガ・・・健康・ダイエット等目的としたヨガ

  • 他いろいろ・・・フィットネス産業の一部として健康を目的に行われています。

 


  • 案内人の私としては、沖ヨガからその系列の東京のファミリーヨガを中心に長く学びを頂き、ロナワラヨーガ研究所やヨガ二ケタン等で学んできました。
  • どのヨガに入門してどんな先生に出会うのも『縁』としか言いようがなく、大事にしていきたいです。
  • 方法考え方が多少違っても、調和を目指していきたいですね。
  • 教室活動のポリシーは、誰もがやりたくなる楽しいいヨガを目指しています。